シンボル大百科
概要

軍隊などの制帽に用いる記章の一種。国旗の色を同心円状に配して国籍の識別に用いる。20世紀にはいると、軍用機・軍用車両の国籍を示す塗装にも用いられるようになった。いヨーロッパで18世紀ごろから、軍帽に国旗と同じ配色のリボンを輪状にピン止めしたのが始まり。特にフランス革命時に、革命派が三色旗のリボンを帽子につけた。いろいろな国で使用されるようになった。ドイツでは王冠部に帝国共通の統一以前の領邦を示す多数の章が使われる。第一次世界大戦の敗北によって国が別れた後も、ドイツの軍帽においては、現在に至るまで何らかの形で取り入れられている。フランスなどは、通常のリボンタイプのものが用いられるものの、南米諸国においては、19世紀初頭の独立運動で兵士がこれから国旗となるべき旗の色を配したリボンを服や帽子につけたものが独立後の軍服に取り入れられたという事情と、この地域の国で軍近代化の模範とされたドイツ軍の影響が考えられる。


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